なぜたんぱく質を減らす必要があるの?
たんぱく質を摂り、からだの中で代謝されると老廃物が残ります。
この老廃物をろ過してからだの外に出しているのが腎臓です。
たんぱく質をたくさん取ると腎臓の負担が大きくなるので、たんぱく質を控えて腎臓の負担を軽くする必要があります。
たんぱく質を減らすにはどうすれば良いの?
主食は、でんぷん製品またはたんぱく質調整食品を使用する
これが、食事療法を行う上で最も重要なことであり、絶対に欠かせない「基本」です。
これが、食事療法を行う上で最も重要なことであり、絶対に欠かせない「基本」です。
たんぱく質制限のポイント
主食のたんぱく質を減らし、食事を豊かにする
たんぱく質は、ごはんやパン、麺類などの主食にも多く含まれています。
ごはん180gをたんぱく質調整食品に替えるだけで、4g以上ものたんぱく質を節約する事ができます。(下記左図参照)
質の良いたんぱく質を摂る
からだにとって重要な「必須アミノ酸」をたんぱく質から摂取する必要があり、これをバランスよく含んでいるものは質の良いたんぱく質とされています。
献立例
常食1日分の献立を基に、たんぱく質30g制限の低たんぱく食を展開しています。
左列・・・・・一般的な常食
中央列・・・「基本」を取り入れず(たんぱく質調整食品を使わず)にたんぱく質を調整した食事
右列・・・・・「基本」を守り、主食をたんぱく質調整食品に替えて調整した食事
中央列・・・「基本」を取り入れず(たんぱく質調整食品を使わず)にたんぱく質を調整した食事
右列・・・・・「基本」を守り、主食をたんぱく質調整食品に替えて調整した食事
それぞれの食事内容を比較してみましょう。
たんぱく質調整食品を使ってたんぱくを減らすことで、カリウムの量も減らせることから、生野菜や果物を取り入れた献立にしてもカリウム摂取量は多くならないのです。(上図右列) これは、特に1日30g以下の低たんぱく食で効果的です。
引用資料:(株)ヘルシーネットワーク いきいき食品カタログ
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